可能です。
アルミニウム合金の場合は鋼板に比べて材料の固有抵抗が低いため、大電流が必要になります。
また、表面に酸化被膜があるため、溶接品質を安定させるためにはステンレス製のワイヤブラシなどで酸化被膜を除去する必要があります。
溶接部の断面を観察した際に、ブローホールと呼ばれる空孔がナゲット内部に見られることがあります。ブローホールは通電の後半から電極加圧力を高くする鍛圧や急冷を防ぐための後熱電流により少なくすることが出来ます。
最近では溶接電流と電極加圧力を同期して制御できるロボット及び溶接制御装置が販売されています。
尚、電極面にはアルミニウムが付着し、それが溶接品質のバラツキや、溶接痕が汚くなる原因となるので頻繁にチップドレスする必要があります。
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