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Solutions

冷却水不要な溶接機を実現

脱炭素ソリューション

脱炭素ソリューション 脱炭素ソリューション

カーボンニュートラルの実現

政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
カーボンニュートラルの実現に向けて工場設備としても低消費電力の製品が求められるようになっております。

車体組み立て工程の現状

自動車の車体組み立て工程では鋼板に溶接ナットや溶接ボルトをプロジェクション溶接するために多数のスポット溶接機やパーツフィーダが使用されております。
このプロジェクション溶接用の設備は大電流を流す必要が有るため、比較的消費電力の大きい設備であると言えます。
また、通常のプロジェクション溶接機には冷却水が必要なため、チラーやクーリングタワーでの電力消費も無視できません。

電元社トーアのソリューション

コンデンサ式溶接機(CDW)

水冷レスコンデンサ式NDZ
(定置スポット溶接機)

従来の抵抗溶接機ではトランスやサイリスタ、電極などを冷却するために冷却水が必要でした。水冷レスコンデンサ式NDZでは短時間大電流溶接のコンデンサ式溶接機による低発熱と大気に廃棄していた排気を活用することで水冷レス溶接機を実現しました。
これによりチラーを使用して水冷した場合の1,728kWh/年(当社試算)が節電可能です。これを年間CO2排出量に換算した場合1,014kgの削減が可能になります。
この他にも空冷なので湿度が高い場合でも結露しない、電極の交換時に水漏れしない、チラーのメンテナンスが必要ないなど、多くのメリットがある溶接機です。
また、コンデンサ式溶接機の一般的なメリットである単相交流式や直流インバータ式に比べて溶接時の消費電力を1/2~1/3に削減出来ることや、熱ひずみの少ない溶接が可能であること、溶接品質の向上が可能であることなども特長として挙げられます。

NDZ省エアシステム

NDZ省エアシステム

加圧ユニットの開放側の給気圧力を減圧することで空気消費量を削減します。空気消費量は最大で38%削減可能で、これは年間CO2排出量に換算した場合461kg(当社試算)の削減が可能です。
単純に開放側に減圧弁を入れるだけでは開放速度が極端に遅くなってしまいますが、最適なエア機器の選定及び設定値を導き出して、サイクルタイムをほとんど伸ばすことなく実現しています。
(※水冷レスコンデンサ式NDZへの適用は不可)

コンパクトフィーダ

コンパクトフィーダ

従来の振動式フィーダでは大きなボウルを振動させるため振動時に100~200W程度の消費電力でしたが、コンパクトフィーダでは小さな回転板をモータで回転させるだけなので回転時でも40W未満の低消費電力を実現しました。

    

電元社トーアでは今後もカーボンニュートラルに貢献する製品の開発を通して、社会に貢献していきます。

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総合接合機メーカーとして、お客様の多様なニーズに最適な形でお応えします。