散りの現象を指して一般的にスパッタと呼ばれておりますが、正しくは抵抗溶接においては散りと呼ばれ電極と被溶接物の間から発生するものを表散り、被溶接物間から発生するものを中散りと呼びます。
散りは適正溶接条件に対して溶接電流が高い、通電時間が長い、加圧力が低い場合に発生しやすくなります。
溶接電流を下げる、通電時間を短くする、加圧力を上げることや、スポット溶接の場合はアップスロープを入れることで散りを減らすことが出来ます。
プロジェクション溶接の場合には電極の平行度が出ていない場合や、スポット溶接の場合には板隙などの外乱により発生する場合も有ります。
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