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様々な種類の電源が有りますが、何が違うのですか。

単相交流式は最も構造がシンプルで安価なことから定置式の溶接機では一般的に採用され、ほとんどの被溶接物を溶接可能です。
直流インバータ式はサーボスポットガンの様に、軽量化が求められる場合に多く採用され、商用周波数の20倍以上の周波数に変換することで、トランスのコアを小さくでき、溶接トランスの小型・軽量化が可能となります。しかし、周波数が高くなると二次電流が流れ難くなるため、トランスの二次側に整流器を配置し直流化して使用します。また、薄板の場合に散りが出難い事や、通電時間の設定が交流式のサイクル単位に対し、ミリ秒単位で細かく設定出来ることから採用される場合もあります。
コンデンサ式の場合は、一旦コンデンサバンクに充電して、溶接時に一気に放電するので、受電容量を小さくすることができます。そのため電源事情が悪い場合や、大型のプロジェクション溶接機の様に大電流が必要な場合に採用されています。また、他の電源と比べ短時間大電流通電が可能で、周囲への熱影響が少ないために、溶接後の変形や残留応力が少なくなる特長があります。現在ではホットプレス(ホットスタンプ)材等にナットやボルトをプロジェクション溶接する際にも使用されることが増えています。
その他、交流インバータ式、単相整流式、三相整流式、三相低周波式などの電源があり、被溶接物の要求条件や諸条件を考慮し選択します。

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